河合dr

なぜ小山記念病院に勤務することになったのですか

私は非常勤医師として当院に来ていました。そのときに強く感じたのが脳死系外科医の必要性でした。当時は外来での診察のみで外科手術は行わず、手術が必要な患者様については他院への紹介・転院で手術をしている状況でした。実際、管掌の保健所がだしている2012年の資料によると鹿嶋市・神栖市・潮来市における脳疾患における死亡比は全国平均に比して1.5倍から1.6倍と非常に高いものでした。

自分にいかほどのことができるかは分かりませんでしたが、この地域で医療を行いたいと強く思いましたね。

勤務してみていかがでしたか?

非常に勤務しやすいと思っています。民間病院ならではだと思いますがとにかくフットワークがはやい!!(笑い)私の赴任と同時に救急隊と直接やり取りをして脳卒中・頭部外傷の急患の受け入れがスムーズにおこなえるように脳卒中・頭部外傷ホットライン(医師・救急隊直通電話)の配備をおこなってくれましたね。

その他、手術室の医療機器も大学病院と同等もしくは上位のものを入れていただきました。

受け皿は整えてくださったので、私は体力が続く限り患者様の対応にあたるのみでした。

実際、看護師、コメディカルのみんなの協力のおかげで多くの患者様への対応ができています。私自身医師としての充足感と達成感を感じていますので勤務して本当によかったです。

将来の展望をお聞かせください。

まず、鹿行地域の脳疾患における死亡比などは3年前に比べて抑えることができているという自負はありますが、現状に満足せず少しでも地域の皆さんに安心して暮らしていただけるように更に頑張りたいと考えています。

また、今後は若い医師の方が経験を積んでキャリアアップを目指せる病院を目指して指導医資格取得、研修プランの充実をしていきたいですね。私はまだまだ若いですが先を見越した展開を意識していきたいと考えています。

最後に若手の先生方に一言お願いします。

まだまだ、医療の質が高いと呼べるような地域ではありません。ただ、小山記念病院は地域の医療が地域で完結できることを目標に年々新たな取り組み設備を取り入れています。

医師としての充足感・達成感を感じたい!!と考えている先生方なら来て損は絶対にしません。

一緒に鹿行地域の医療を高めていこう!!そんな考えを少しでも持っているならぜひ来てみてください!!待っています!!